生活者とは(生活者と消費者)

生活者は、会社員、夫、スポーツファン、ランナー等の生活を営んでいる主体とし、消費者は、購入者、顧客、テレビの視聴者等の企業に対する購入者や利用者をさすとするせぢゅもありますが、区別する実益は無いでしょう。従って、日本生活者会議では、生活者と消費者は実質的には同じ意味と理解しています。英語ではもConsumerで同じです。しかし、一方で、消費者というイメージが権利を強く主張する意味合いが強くなります。消費者という言語が、権利本位のイメージを抱かしてしまうことは長い消費者運動の歴史な中で消費者主権を強く主張してきた歴史によると考えます。

そのために、最近は生活者の言語も多く使われてくるようになりましたが、当会議は生活者の言語を使用しました。権利の主張ではんく、生活者の義務を強く主張するためなのです。